AIにお願いしてみた体験記

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AIに会議議事録を書いてもらった体験と精度検証レポート


2025年8月28日公開

会議の後に必ず必要となるのが議事録です。しかし、発言の抜け漏れがあったり、まとめに時間がかかったりと、多くの人にとって頭を悩ませる業務でもあります。そこで今回は「AIに会議議事録を書いてもらったらどうなるのか?」というテーマで実際に試してみました。この記事では、AIに依頼した結果の精度や実際の活用方法を詳しく検証し、皆さんの業務改善に役立つ情報をお届けします。


なぜAIに議事録作成をお願いしたのか

会議は時間をかけて行うものの、その後の議事録作成が負担になりやすい業務です。特に、参加者が多い会議では、誰が何を言ったのか正確に記録するのは至難の業。また、記録者が発言内容を解釈してまとめてしまうことで、ニュアンスが変わってしまうこともあります。

そこで注目したのが、発言をテキスト化して整理できるAIの存在です。自動文字起こし機能や要約機能を活用すれば、時間と労力の大幅削減につながるのではと考えました。


実際に依頼したプロンプト

ここで「どのようにAIに依頼したのか」を整理しておく必要があります。議事録作成の依頼では、条件を曖昧にすると精度が下がってしまうため、具体的な指示を与えることが重要です。

例えば以下のような依頼を行いました。

  • 発言者ごとに整理してほしい

  • 決定事項、保留事項、次回の宿題を明確に区分してほしい

  • 5分単位でのタイムスタンプを記録してほしい

このように指示を入れることで、ただの文字起こしではなく、実務でそのまま使えるレベルの議事録を期待しました。


私の経験談(1回目)

ここで最初の体験談をお伝えします。

私:今回は営業部会議の議事録を作りたいんです。AIに依頼する時は「発言者を明記して、決定事項と課題を整理してください」と伝えました。

AIの出力:「参加者Aが売上報告、参加者Bが新企画を提案。決定事項は次回展示会の準備。課題は予算配分。」といった簡潔な形でまとまっていました。

実際の体験:一度目の出力で十分読める内容でしたが、細かいニュアンス(例:Aさんが「検討が必要」と言ったか「すぐに進めよう」と言ったか)が少し違っていました。

感想:時間短縮には役立ちますが、そのまま配布するには微修正が必要だと感じました。


一般的な考え

ここで少し一般的な視点を交えて考えてみましょう。

私:人によって「議事録に何を残したいか」は違いますよね。AIは万能なんでしょうか?
相手:万能ではないけれど、ルールを先に決めておけば、一定の精度で使えます。例えば「結論だけ残す議事録」と「発言を逐一残す議事録」では依頼の仕方が全然変わります。
私:なるほど。つまりAIの性能というより、依頼者の設計がカギになるということですね。

このやり取りからも分かるように、AI議事録の品質は「どのように頼むか」に大きく左右されます。


プロンプト設計の工夫と失敗を防ぐ方法

ここで重要なのがプロンプト(依頼文)の設計です。議事録作成では「抜け漏れ」「重要点が伝わらない」という失敗が起こりやすいので、工夫が欠かせません。

実際の依頼文を要約すると、こんな形になります。

「営業部会議の議事録を作成。発言者を明記し、決定事項・保留事項・課題を分類。5分単位でタイムスタンプを記載。」

しかし、一度「ただ議事録を作って」とだけ依頼したところ、単なる箇条書きの要約になってしまい、実務には使えませんでした。これは典型的な失敗例です。

この失敗を防ぐための工夫は以下の通りです。

  • 出席者の名前や役職を先に提示する

  • 議事録の用途(上司への報告用/全社員共有用など)を指定する

  • 決定事項・課題・次回検討を明確に区切るよう伝える

  • 必要に応じてタイムスタンプや番号を付ける

🎯 こうした工夫を加えるだけで、AIの議事録は「そのまま配布できる実用レベル」に大きく近づきます。


精度検証と実務での使い方

AI議事録の精度を測るために、実際の会議音声と照らし合わせました。その結果、

  • 発言の7割以上は正確に記録されていた

  • 決定事項の抽出はほぼ問題なし

  • ただし専門用語や固有名詞は誤変換が多い

という傾向が見られました。

このため、AI議事録は「ドラフト作成」には非常に便利ですが、最終版とするには人間のチェックが必要です。特に、顧客名や契約条件など重要な部分は必ず目を通す必要があります。


 

私の経験談(2回目)

前回の営業会議での議事録作成に続き、今度は全社会議でAIを使ってみました。全社会議は発言者が多く、テーマも幅広いため、人間が書くと相当な労力がかかるものです。

私:今回は「部署ごとにまとめてほしい」と追加の条件をAIに依頼しました。

AIの出力:部署単位で要点を整理し、「人事部:採用活動の進捗報告」「開発部:新プロジェクトの課題」「営業部:目標達成状況」といった形で分類されました。

実際の体験:分類自体は便利でしたが、一部の部署で複数人が発言している場合、それぞれの発言が混ざってしまい「誰が言ったのか」がやや不明瞭でした。

感想:部署単位での整理は便利でしたが、参加者リストをあらかじめ与えれば、発言者まで明記できたはずだと学びました。依頼の仕方で精度が大きく変わることを再確認しました。


AI議事録を導入するメリット

ここで一度、AI議事録を導入することによるメリットを整理しておきます。

  • 作成時間を大幅に短縮できる

  • 決定事項を確実に残せる

  • 抜け漏れが減る

  • フォーマットを統一できる

特に「時間短縮」の効果は大きく、通常1時間かかっていた議事録作成が10分程度で下書きまで完了します。これは実務に直結する大きな利点です。

✨ 最大の魅力は「記録を取る人が発言に集中できるようになること」です。


一般的な考え(会話形式)

私:でもAIに任せきりだと誤字や誤変換が怖いですよね。
相手:確かに。ただ、誤字の修正は一人でゼロから書くよりずっと楽です。AIは“下書き担当”と考えた方が現実的です。
私:なるほど。つまり「AIの議事録=完成版」ではなく「AIの議事録=下書き素材」と思うと活用しやすいんですね。
相手:その通り。最後の数分を人間が見直すだけで、精度は十分実務レベルになります。


私の経験談(3回目)

最後に、クライアントとの打ち合わせで試してみました。このケースは社外の人が相手で、内容も契約条件や納期などシビアなものでした。

私:依頼時に「固有名詞や金額は正確に記録すること」を追加で指定しました。

AIの出力:内容はおおむね正確でしたが、クライアントの会社名が一部誤変換されており、そのまま配布するには危険でした。

実際の体験:やはり専門用語や固有名詞の部分はAIが苦手で、人間のチェックが必須だと実感しました。

感想:議事録そのものは大変役立ちましたが、「重要な会議ほどAI任せにせず、必ずダブルチェック」が必要です。


AI議事録を活用する実務フロー

AIを議事録作成に導入する場合、次のようなフローをおすすめします。

  1. 会議音声を録音

  2. AIに依頼して下書きを生成

  3. 決定事項・課題・保留を抽出

  4. 誤変換を人間が修正

  5. フォーマットに沿って整形し配布

この流れを確立すると、従来は数時間かかっていた作業が20〜30分で完了します。特に大人数の会議では大きな効果があります。


一般的な考え(精度と信頼性について)

私:AIの議事録って、どれくらい信頼できるものなんでしょう?
相手:実は「精度80%」と考えるとちょうどいいです。重要な20%を人間が補うことで、安心して使えるレベルになります。
私:なるほど。全部を任せるのではなく、AIを「効率化の補助」と考えるんですね。
相手:そうです。信頼性が求められるほど、人間の最終確認が欠かせません。


使える場面と使えない場面

AI議事録は万能ではありません。そこで「どんな会議に向いているか」を整理します。

【向いている場面】

【向いていない場面】

  • 契約交渉など法的リスクがある会議

  • 外部クライアントが参加する重要な打ち合わせ

  • 細かい数値や人名の正確さが絶対に求められる会議

⚠️ この区別を意識して使い分けることが、AI議事録活用の成功ポイントです。


今後の進化と可能性

現時点では人間のチェックが必要ですが、将来的には固有名詞の誤変換も減り、ほぼ自動化できる可能性があります。また、要約機能の進化によって「会議の全記録」と「1分で読める要約」を同時に生成するような使い方も現実味を帯びています。

さらに、過去の議事録と紐づけて「前回の課題はどうなったか」を自動で確認する機能が実装されれば、業務効率は飛躍的に上がるでしょう。

 


よくある質問(想定Q&A)

ここでは、読者の方が気になりそうな疑問に答えていきます。

Q1. 車移動と公共交通でどう違う?
A. 議事録そのものには直接関係ありませんが、出張先での会議では交通手段によってタイムスケジュールが変わります。AIに依頼する際に「出張先での移動時間を考慮して会議時間を明記」と指定すると、移動との両立がスムーズになります。

Q2. 一人旅/カップル/家族旅行/グループ旅行のように、会議の参加者によって議事録は変わる?
A. はい。人数が増えるほど発言が複雑になります。AIに依頼する際に「参加者の名前リスト」を与えることで、発言者を正確に区別できます。

Q3. 予算を指定するとどう変わる?
A. これは会議議事録よりも「会議のテーマ」に直結します。AIに依頼する際に「予算に関する発言は強調して記録」と指定すると、後で探しやすい議事録になります。

Q4. 季節やイベントを考慮してくれる?
A. 会議の内容が「季節イベント」や「特定期間の施策」であれば、AIにその点を指定することが可能です。例えば「秋のキャンペーンに関する発言はまとめて整理」と依頼すれば、テーマごとの整理が実現できます。


私の経験談(振り返り)

最後に三度の体験を振り返ってみます。

私:依頼内容を少し変えるだけで、出力の質が大きく違いました。
相手:つまり、AIは“使う人の設計力”で性能が決まるんですね。
私:はい。最初は「誰が何を言ったか」が曖昧でしたが、参加者リストを与えることで改善しました。最後には「固有名詞や金額を強調」という条件を入れることで、実務で使えるレベルになりました。
相手:実際に配布できるレベルまで仕上げるには、人間のチェックもやはり必要そうですね。
私:その通りです。でも下書きを一瞬で作ってくれるのは本当に助かります。

こうした体験を通じて「AI議事録=人間の作業を補助する強力なツール」という結論に至りました。


AI議事録を取り入れる際の注意点

実際に活用する際に気をつけたいのは以下の3点です。

  • 機密情報を扱う際はセキュリティ対策を徹底する

  • そのまま配布せず、必ず人間が最終確認を行う

  • 会議の目的に応じて「要約型」と「全文型」を使い分ける

💡 特にセキュリティは軽視できません。クラウド型の議事録サービスを使う場合は、社内規定や契約条件に適合しているかを必ず確認することが大切です。


一般的な考え(まとめ的考察)

私:結局、AIの議事録って「人間の仕事を奪う」のか「助ける」のか、どちらだと思いますか?
相手:私は「助ける」だと思います。人間がやらなくてもいい単純作業を減らし、その分を判断や戦略に回せるからです。
私:確かに、私も議事録作成のストレスが減って、本来の業務に集中できました。
相手:つまり、AIは「議事録係」ではなく「記録アシスタント」ですね。


まとめ

今回の体験を通して分かったことを整理します。

AI議事録は時間短縮に非常に有効
依頼の仕方(プロンプト設計)が精度を左右する
固有名詞や専門用語は誤変換が多いため人間の確認が必要
定例会議や社内用には最適、契約交渉には慎重に
「下書き素材」として使うと業務効率が飛躍的に向上する


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この記事の内容を踏まえ、AIを上手に活用することで「会議後の負担」を大幅に軽減できると実感しました。人間がすべてを担う必要はなく、AIと役割分担する時代が本格的に到来しています。