AIにお願いしてみた体験記

AIに色んなことをお願いして、その結果を体験で確かめるブログ

AIに「事業計画書の骨子」をお願いしてみた:テンプレ付きで徹底解説(P/L簡易版配布)


2025年9月13日公開

起業を考える人にとって、最初の壁は「事業計画書の作成」です。しかし、白紙から作るとなると時間も労力もかかり、何を書けばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「AIに事業計画書の骨子をお願いしてみた」体験をお届けします。さらに、読者の方がすぐに活用できるよう、シンプルなP/L(損益計算書)テンプレートも配布します。


事業計画書が求められる理由

まずなぜ事業計画書が必要なのかを整理しましょう。投資家や金融機関に提出するためだけでなく、起業家自身の羅針盤としての役割も果たします。

  • 事業の目的とゴールを明確にできる

  • 数字で現実性を示すことができる

  • スタッフやパートナーにビジョンを共有できる

✨特に資金調達を考える場合、事業計画書は必須のツールです。


AIに依頼した「事業計画書の骨子」

次に、実際にAIにお願いした骨子を紹介します。

AIが提示した主な構成は以下のとおりです。

  • 事業概要(目的・背景・提供価値)

  • 市場分析(市場規模・競合・ターゲット)

  • ビジネスモデル(収益の流れ・価格設定)

  • マーケティング戦略(集客方法・チャネル)

  • 組織体制(メンバー・役割分担)

  • 財務計画(売上予測・費用・利益計算)

  • リスクと対応策

このように、最低限押さえておくべき要素を漏れなく整理してくれました。


私の経験談①:AI依頼と実際の使い心地

ここで最初の体験談をお話しします。

  • 依頼内容:「小規模サービス事業の事業計画書の骨子を作ってほしい」

  • AIの出力:上記のような基本的なフレームワークを提示

  • 実際の体験:初めて事業計画を作る自分にとって、白紙よりもはるかに書きやすくなった

会話形式にするとこんな感じです。

私「どの要素を先に書けばいいんだろう…」
AI「まずは事業概要を明確にしましょう。その後、市場分析に移ります」
私「なるほど、順序まで整理されていると進めやすい!」

👉AIに骨子をお願いすると、作業のハードルが一気に下がることを実感しました。


一般的な考え:骨子と肉付けの関係

ここで一度、一般的な考えを整理します。

A「骨子だけでは実際の資金調達に使えないんじゃ?」
B「そうだね。でも骨子があることで、書くべき項目が明確になり、数字や戦略を肉付けしやすくなる」
A「確かに。設計図なしで家を建てるのは危険だもんね」

つまり、骨子は完成形ではなく、あくまで下書きの設計図の役割を果たします。


プロンプト設計の工夫と失敗を防ぐ方法

ここからは「依頼の仕方」が成果を大きく左右することを解説します。

例として、今回の依頼を要約したプロンプトは次の通りです。

「小規模サービス事業で、資金調達も意識した事業計画書の骨子を作成してほしい。市場分析と簡易P/Lを含めること」

一方で、失敗例もありました。

失敗プロンプト:「事業計画書を作って」
→ この場合、抽象的すぎて、骨子ではなく曖昧な文章しか返ってきませんでした。

失敗を防ぐための工夫は以下です。

  • 出発点(事業の種類や規模)を明記する

  • ゴール(資金調達・プレゼン用・自分用メモなど)を指定する

  • 数字(簡易P/Lや市場規模)を必須条件に含める

  • 優先順位(例:市場分析を厚めに)を伝える

💡このように条件を具体化するだけで、AIの出力精度が大きく変わります。


簡易P/Lテンプレートの配布

ここで実際に使えるシンプルなP/Lテンプレートを紹介します。スプレッドシートExcelに貼り付けて活用できます。

売上高:〇〇円
変動費:〇〇円
売上総利益:売上高-変動費

固定費:〇〇円
営業利益:売上総利益-固定費

税金:〇〇円
当期純利益:営業利益-税金

このテンプレートを骨子に組み込むことで、数値的な裏付けをすぐに追加できます。

私の経験談②:骨子を肉付けしてみた

最初にAIが示してくれた骨子をもとに、実際に自分の事業計画書を書き始めました。すると気づいたのは「骨子があるだけで、書くスピードと方向性が大きく変わる」ということです。

  • 依頼内容:「骨子をもとに、もう少し具体的にマーケティング戦略を展開してほしい」

  • AIの出力:SNS広告の活用、地域イベントとの連携、口コミを促す仕組みなどが提示

  • 実際の体験:自分では気づかなかった集客方法が出てきて、戦略を厚くできた

私「広告って高いんだよな…」
AI「SNS広告は低予算から始められます。さらに顧客の声を口コミとして活用すると効果的です」
私「確かに!お金をかけなくても戦略は作れるんだ」

✨この瞬間、AIは「新しい視点のアドバイザー」だと実感しました。


一般的な考え:AIは補助線の役割

ここで一般的な考えを整理します。

A「AIに出力してもらえば、それだけで事業計画が完成するの?」
B「いいえ。AIはあくまで補助線。自分の事業に合った数字や実情を埋めるのは本人の役割です」
A「なるほど。設計図を渡されても、現場で調整しなきゃならないのと同じか」

つまりAIの出力は万能ではなく、自分の現場感覚と組み合わせることで真価を発揮します。


数字で裏付けることの大切さ

次に重要なのは「数字の信頼性」です。骨子や戦略だけでは投資家や金融機関を納得させることはできません。そこで簡易P/Lテンプレートを活用しながら、実際の数字を埋めていきました。

例えば、

  • 売上予測:月50万円×12か月=年間600万円

  • 変動費:売上の30%=180万円

  • 固定費:家賃・人件費などで200万円

  • 営業利益=600万-180万-200万=220万円

✨このようにシンプルな計算でも、未来の見通しを数字で語れるようになります。


私の経験談③:AIと数字のすり合わせ

最後の体験談は「数字の現実味」を確かめた場面です。

  • 依頼内容:「この簡易P/Lに対して、リスクや注意点を教えてほしい」

  • AIの出力:顧客単価が下がるリスク、固定費増加のリスク、広告費の見込み不足など

  • 実際の体験:自分では甘く見ていた部分を、冷静に突っ込まれた感覚があった

私「月50万円くらい売上が立つはず」
AI「根拠が弱いです。顧客数や単価の根拠を示すと説得力が増します」
私「うわ…確かに数字の裏付けを忘れてた」

👉このやりとりで、事業計画は「希望的観測」ではなく「数字の積み重ね」で作るべきだと学びました。


一般的な考え:AIが指摘する「盲点」

ここでも一般的な会話形式で補足します。

A「AIってポジティブなアイデアばかり出すと思ってた」
B「いや、リスク面の指摘もしてくれるよ。むしろ冷静で客観的だから、盲点を突かれやすい」
A「なるほど。熱量で突っ走りがちな起業家にはいい相棒になるんだね」

つまり、AIはポジティブな助言だけでなく、現実的なリスクを補完してくれる存在でもあります。


実際に使える「事業計画書の骨子テンプレ」例

ここで、中盤のまとめとして骨子テンプレを整理しておきます。

  1. 事業概要:事業の目的、背景、提供する価値

  2. 市場分析:市場規模、ターゲット、競合分析

  3. ビジネスモデル:収益構造、価格設定、販売経路

  4. マーケティング戦略:集客方法、広告チャネル、口コミ施策

  5. 組織体制:メンバー、役割、外部協力先

  6. 財務計画:売上予測、費用、簡易P/L

  7. リスクと対応策:外部要因、内部課題、その対処法

✨このフォーマットを基盤にすれば、自分だけの事業計画書を短時間で形にできます。

よくある質問(想定Q&A)

最後に、読者の方から寄せられそうな質問に答えていきます。

車移動と公共交通でどう違う?

車移動を前提にすると「出店場所の選定」や「物流コスト」が変わります。地方展開を考える場合は車必須ですが、都市部中心なら公共交通を前提にしたアクセスの良さを強調すべきです。

一人旅/カップル/家族旅行/グループ旅行でAIプランはどう変わる?

これは旅行記事での例ですが、事業計画にも通じます。利用者の人数や規模を指定するだけで、AIの出力内容が変わります。一人起業かチーム起業かを指定することが重要です。

予算を指定するとどう変わる?

「初期投資100万円以内」「広告費は月3万円まで」など条件を加えると、AIが具体的に数字を調整してくれます。事業計画の現実味が一気に増すのでおすすめです。

季節やイベントを考慮してくれる?

はい。例えば飲食店なら「夏は冷たいメニューを強化」「冬はイベント出店」といった形で、シーズナリティを反映した提案が可能です。計画に季節感を加えると、実行力が高まります。


私の経験談④:最終レビュー

最後に、事業計画を一通り形にした後の体験談を共有します。

  • 依頼内容:「完成した事業計画をレビューして、足りない要素を指摘してほしい」

  • AIの出力:出口戦略、長期的なビジョン、追加の資金調達方法が足りないと指摘

  • 実際の体験:自分では「とりあえず開業まで」で満足していたが、将来像を描く必要があると気づいた

私「ここまで書ければ十分かな」
AI「いいえ。投資家は5年先、10年先を見ています。長期の視点を補いましょう」
私「なるほど、未来を語れる計画じゃないと説得力が弱いんだ」

✨AIとのやりとりで「短期思考から長期思考へ」とマインドが変わったのは、大きな収穫でした。


一般的な考え:AIと人の役割分担

ここでもう一度、一般的な視点でまとめます。

A「結局、AIだけじゃ完璧な事業計画は作れないんだね」
B「そうだね。でも、ゼロから自分で書くよりはるかに効率的だし、漏れも減る」
A「AIが設計図を描き、人が現場のデータを埋める。まさに共同作業だ」

👉この役割分担を理解しておくと、AIの力を最大限に引き出せます。


まとめ

最後に今回の学びを整理します。

AIに骨子をお願いすると、事業計画の第一歩が一気に楽になる
数字(簡易P/L)を組み合わせることで、計画の信頼性が高まる
プロンプト設計を工夫すれば、出力の質は大きく向上する
AIは盲点を突いてくれる「冷静な相棒」になる
短期だけでなく長期の視点を持つことが成功の鍵

✨このプロセスを通じて、AIは「事業計画の伴走者」として大きな可能性を持っていると確信しました。


関連記事